コナンの場合、一度聴いた音をそのままバイオリンで弾くことは出来るでしょう。
しかし聴いた音をそのまま歌にすることは出来ないのです。
絶対音感とはあくまでも音を聴き分ける能力です。
聴いた音が何なのか音階を正確に把握できる力で、確かに音楽家にとって有利な条件ですが、なくても問題はありません。
絶対音感で音痴なのはなぜ
コナンが音痴なのは、音を出す能力がないからです。
正確に音を聴きとっても、正確に口から音を出す力がなければ音痴となります。
絶対音感を持っていても歌は苦手という人は、意外に多いものです。
正確な音を頭で理解できても、外に出すことが出来ない為に音痴と呼ばれます。
せっかく絶対音感を持っているのに、もったいないと感じますがそこがコナンの魅力なのかも知れません。
追跡メガネの能力
本作で活躍していた追跡メガネですが、これは阿笠博士が発明したメガネで、コナンシリーズのほとんどに登場しています。
本作での活躍
コナンはコンサートホールに入る前に探偵バッジを通路に置いていきました。
一瞬、何のために置くの?と思った人もいるのではないでしょうか。
探偵バッジは爆発音を聞きとるために置いたものですが、この時に追跡メガネを通し音を拾いました。
追跡メガネは、今やコナンの重要アイテムとも呼べるものですが、どんな機能があるのか細かく見ていきます。
基本の機能
元々は新一とばれないための変装アイテムです。
左レンズに20キロメートル以内の発信機の現在地がレーダーで映る
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/名探偵コナン
基本はその名の通り、犯人を追跡するためのメガネです。
いつもコナンがジャケットのボタンに仕込んでいる「犯人追跡メガネ発信機」を犯人につけることで連動します。
しかし、機能はこれだけではありません。
- 「天国へのカウントダウン」で右のレンズに赤外線望遠機能が付けられた
- 「世紀末の魔術師」で銃弾も通さない硬質ガラスになった
- 右には盗聴器、左には収音器が付いている
- 視野に情報を映すHUD機能が付いている
阿笠博士によってシリーズを増すごとに様々な機能が追加されています。
まさに万能メガネですね。
今作品でもこれまでにない機能が追加されていました。
初登場サーモグラフィー機能
今作品では初めて追跡メガネにサーモグラフィー機能が追加されていました。
追跡メガネは映画版で新機能が追加されることが多いようです。
その為映画を見逃すと、いつの間にか新機能が増えている……という結果になってしまいます。
多くの機能を持つ追跡メガネですが、大きな欠点は壊れやすく充電が切れやすいことです。