出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0784WVSNV/?tag=cinema-notes-22
ヒックとドラゴンは「ヒックとドラゴン2」「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」へ繋がるヒックとドラゴンシリーズの第1章。
普段はミスばかりで頼りないバイキングの鍛冶屋ヒックと、姿すら見た者はいないと恐れられたドラゴン、ナイト・ヒューリーとの友情物語です。
「リロ・アンド・スティッチ」のディーン・デュボア監督が制作を務めることでも話題となりました。
アカデミー賞へノミネートされ、長編アニメ映画賞を受賞するほどの作品です。
劇中でドラゴンとの共生を訴えていたヒックがなぜドラゴンを殺したのか?片足を失ってしまった意味とは何か?
本作で詳しく語られていなかった事実について考察していきましょう。
バイキング一族とは
バーク島は主人公ヒックの生まれ育った故郷であり、またヒック本人はバイキングという一族の長の息子です。
一度は名前を耳にしたことがあるかもしれませんが、一体どのような民族だったのでしょうか。
本作をより楽しむことができるよう、ドラゴンとの関係性などを含めて少し掘り下げていきましょう。
海賊ではなく漁民
バイキングと聞けば屈強な海賊のイメージをしがちですが、800年頃から主に漁業で交易をしており本当に実在した漁民です。
劇中でトゥースや他のドラゴンへ魚をカゴいっぱいに詰めて食べさせていたのも頷けますね。
ドラゴンとの関係
バイキングは北欧神話やドラゴンなど神秘的なものとの関わりがあるといわれている一族。
航海のために乗る船の船首へドラゴンの彫り物を掘っていたそうです。
航海中に船と乗組員を魔物や災害から守るための意味をもっていたといわれています。
また、同じく厄除けの意味合いで教会の屋根にもドラゴンを模した飾りがついているそうです。
映画と同じく昔からバイキングとドラゴンは敵対する関係ではなかったといえますね。
ドラゴンは何故ウナギが苦手なのか?
劇中ではトゥースや他のドラゴンがウナギを避けているシーンがありました。
魚を食べていたドラゴンではありますがウナギだけは触るのも拒否しており、理由はテレビシリーズで語られています。
見た目が気持ち悪いのと、ウナギを誤まって食べてしまうと幻覚を見てしまうなどドラゴンにはとても毒なのです。