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【スタンドバイミー】不朽の名作映画に誰もが郷愁を感じるのはなぜかを考える!登場キャストのその後もチェック

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00OH4ULIG/?tag=cinema-notes-22

少年期と思春期のすきまにある唯一無二の時間をノスタルジックに描写し、視聴者に深い郷愁の思いを抱かせる名作「スタンド・バイ・ミー」。

大人になった今だからこそ、幼い思い出は懐かしさと誇らしさ、恥ずかしさと喪失感を持って呼び起こされるのでしょう。

本作の魅力を掘り下げてご紹介します。

作品評価

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1959年のアメリカ・オレゴン州の架空の町「キャッスルロック」を舞台に少年達の小さな冒険をノスタルジックな雰囲気に乗せて描いた本作。

1986年に製作され、第59回アカデミー賞において脚色賞にノミネート、ゴールデングローブでは作品賞を受賞するなど、高い評価を受けました。

原作について

映画「スタンドバイミー」はモダンホラーの第一人者、スティーブン・キングの短編小説「恐怖の四季」に収録された「THE BODY(死体を暗喩したもの)」を元に製作されました。

スティーブン・キングといえば、登場人物のキャラクターや何気ない日常を(執拗といわれるほどに)徹底的に掘り下げるスタイルが特徴。

その緻密な描写が「じわじわ来る精神的な恐怖」をとてもよく表現しています。

それまで「日常を突然襲う惨劇を追う(スプラッターやパニックホラー的なもの)」という展開が主だったホラー界に新しい風を吹き込んだ人です。

日本での人気も非常に高く、これは昔から怪談などに親しんだ日本人の「瞬間的なものより後から静かに来る恐怖を好む」という側面とマッチしていたのかもしれません。

スティーブン・キング原作の映像化作品たち

ホラー作品としては入院した流行作家とファンである女性の異常な生活を描いた(ある種ストーカ的な恐怖のはしりともいえる)「ミザリー」。

雪に閉ざされたホテルで起こる一家の惨劇を描いた「シャイニング」(業界きっての異端児であるキューブリックに製作され、原作との違いにキングが怒ったといいます)。

「ホラー版スタンド・バイ・ミー」ともいえる長編「IT(イット)」が有名です。

また、非ホラー作品においても異才を発揮し、本作をはじめ同じ短編小説集に収録された「刑務所のリタ・ヘイワース」が元になった「ショーシャンクの空に」。

奇跡を起こす囚人と刑務所の人々の交流が描かれた「グリーンマイル」などの名作を生み出しています。

監督について

本作はアカデミー賞「脚色賞」にノミネートされたことからもわかるように、キングの原作に対して幾つかの大胆なアレンジが加えられています(詳細は後述します)。

陣頭指揮を執ったのはロブ・ライナー監督。

彼自身がキングの大ファンであり、ライナーの設立した製作会社はキングが作った架空の町であり、幾つかの作品に登場する「キャッスルロック」の名前を冠しています。

先ほど紹介したサイコスリラー「ミザリー」も彼の監督作品。

ラブロマンスやラブコメディでヒットを飛ばします。

一方で、人の価値観についての問題、プラグマティズムと道徳観の相反、差別や貧困などの社会・政治問題を含んだテーマを内包する作品も多く、とても引き出しの多い人物です。

主題歌

 

 Stand By Me (from

本作の主題歌は映画と同名の「スタンド・バイ・ミー」。

1961年にベン・E・キングが発表した曲で、日本でもさまざまなCMなどで使われ、知らない人がいないほどの名曲です。

当初主題歌はかのマイケル・ジャクソンに依頼された、という驚きの経緯もありますが、本作の時代性を考慮し、最終的にはこちらの曲で決まったようです。

数え切れないほどのアーティストにカバーされています。

中でもジョン・レノンが発表したバージョンは、オリジナルの持つ牧歌的な雰囲気にある種の「痛み」を加え曲の持つ世界観の幅をより広げた名作に仕上がっています。

曲の持つ意味

Stand By Me。直訳すると「私のそばに立ってて」という意味です。