一体なぜ予約が入っていなかったのでしょうか。
美馬さんの家に泊めさせたかった
わざと予約を入れていなかったとすると、考えられるのは美馬さんの家に毛利小五郎を泊めさせたいと考えていたからでしょう。
今回のスタンプラリーの謎解きには、「海賊は泣かない」という問題がありました。
この答えは、美馬さんの「海賊は泣く」というスポットなら知っているという発言で、砂浜に来たために発見できました。
地元民しか知らない内容を問題にしているからこそ、ホテルではなく情報をくれそうな美馬さんの家に泊めたのではないでしょうか。
加えて、自転車にGPSをつけるという仕掛けを岩永さんが行っていました。
そのレンタル自転車を利用させるためにも、他の交通手段が無い辺境の地である美馬邸まで隔離する必要があったのかも知れません。
新聞にパズルを出したのも岩永さん?
詳細は出てきていませんが、今回賞金がきっかけでバカンスに出かけることになったコナンたち。
このパズルを出したのも、恐らく岩永さんの可能性が高いでしょう。
なぜ美馬さんはコナンに協力をしてくれたのか
美馬さんは、蘭と園子がさらわれた事を知って、コナン1人を乗せて島に向かいました。
でも普通に考えれば、相手が大人で武器(少なくともナイフ)を所持していると知っているわけですから、非常に危険です。
いくら子供だから正式な入り口から入れるといっても、行かせるわけがないでしょう。
また島に目暮警部らが来ていたり、毛利小五郎が区役所にいたりしたわけですから、一緒に行くのが自然な流れです。
では、なぜ美馬さんはコナンにこれだけの協力をしたのでしょうか。
コナンの洞察力や思考力を考えた上で?
コナンは、美馬さんが元々トレジャーハンターであることを見破ります。
また「海賊は泣かない」のヒントのときにもその推理力を多少なりとも見せています。
そういった考察力や観察力・思考力を評価したからこそ協力したのかも知れませんね。
ストーリー上、仕方なかった?
ただ、結局はストーリー上仕方なかったのではないかと考えられます。
真犯人(ハンターの狙撃犯)を岩永さんとするなら、洞窟内のラストシーンに岩永さんがいないのは不自然です。
そのため、洞窟の入口を大人が通れるサイズにしなければいけません。
地震が起きたという設定もこのためにある可能性が高いです。
ただ、元々大人でも入れる入り口にしてしまうと、サメに襲われる心配がありません。
つまり、トレジャーハンターが蘭と園子をさらう必要性もなくなります。
今回のコナンのテーマは、アン・ボニーとメアリ・リード。