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MCU作品の第1作目にして代表作となった「アイアンマン」は、どのように生み出されどのように素晴らしい作品に仕上がっていったのでしょう。

キャストの選択からアイアンスーツの裏側まで徹底調査していきます。

公開の裏側には、人知れぬもう一つの物語が隠されていました。

そしてそれまで脚光を浴びることがなかったアイアンマンが、なぜ一躍人気ヒーローとなったのか、その理由を詳しく紐解いていきましょう。

スタン・リーがアイアンマンを生み出した理由

スタン・リー: マーベル・ヒーローを創った男

マーベル生みの親として知られるスタン・リーはなぜ「アイアンマン」を描いたのか、まずは原作に秘められた想いを見ていきます。

伝説のスタン・リー

MUCファンなら誰もが知っているスタン・リーは、数々のMUC作品にカメオ出演するなどファンサービスにも定評のある人物です。

MUC作品では製作総指揮なども手がけ、伝説の人物とまでいわれています。

ちなみに「アイアンマン」の劇中では、トニー・スタークが主催するパーティーのシーンにカメオ出演しています。

反骨心が生み出したトニー・スターク

スタン・リーが「アイアンマン」を描いたのは1960年代のことです。ちょうどアメリカ国内でベトナム戦争への反発が渦巻いていました。

軍需産業に対しての風当たりが強いなか、あえて軍需産業を生業とするトニー・スタークをモデルに描いています。

世間的な流れに逆らう方が面白いという理由で、トニー・スタークの軍需産業という設定を決めたのです。

原作はベトナム戦争に向かう熱意のあるトニー・スターク

そもそもスタン・リーがコミックに描いたアイアンマンは、映画版とは異なりアメリカ軍を勝利に導く為にトニー・スタークがベトナムの戦地へ向かういというものでした。

ベトナム戦争への反発が強い中、思い切った主人公設定をしたわけです。

まさに時代に逆流している原作だったといえるでしょう。

「アイアンマン」は未完成で出発した

アイ・アム・アイアンマン (ShoPro Books)

MUC作品1作目となる「アイアンマン」は、実は台本が未完成のまま走り出した企画です。

原作を現代風にアレンジした

上記したように原作はアメリカの為に献身するトニー・スタークが描かれていますが、映画での設定は大きく変えられています。

より現代的に、自分の利益の為に行動を起こす大富豪として描かれているのです。

原作を現代風にアレンジしたことで、共感出来る部分が増え劇中に自然と引き込まれていくようになったのではないでしょうか。

アドリブが作品を面白くした

撮影の秘話を聞くと、アイアンマンではそのほとんどがアドリブだったことがわかります。

台本が仕上がっていないままの撮影となり、その場の流れでアドリブが採用されていきました。

ロバート・ダウニー・Jr.の機転の利いたアドリブが、演技を超えた自然な雰囲気を作り出していたのです。

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