出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07NVH1VLC/cinema-notes-22
日本生まれの玩具がアメリカでアニメ化され大ヒット。
それを日本に逆輸入し、今なお世界中で愛されるキャラクターへと展開が広がっていきました。
それこそが超ロボット生命体トランスフォーマー。
何度も実写化が検討されながら、不可能とされてきた実写化に「アルマゲドン」や「パール・ハーバー」で知られるマイケル・ベイが挑戦。
2007年に公開された「トランスフォーマー」は大ヒットを記録しました。
正義のオートボット(以前のアニメではサイバトロン)と悪のディセプティコン(以前のアニメではデストロン)の壮大な戦い。
カマロをはじめとする車や、戦闘機や戦車が見せる驚異の変形。
主人公の地球人青年・サムと相棒のトランスフォーマー・バンブルビーの友情を描いた王道的な物語。
オプティマスやメガトロンといったファンにはお馴染みの人気キャラクターも、実写に則したデザインで登場し大きな話題となりました。
大ヒットしたことからシリーズ化された本作。
壮絶な戦いの後にオプティマスが仲間に送ったメッセージ意味は何だったのか。
トランスフォーマー達がオールスパークを求める理由と主人公であるサムの勇気にも迫り考察します。
オールスパークを求める理由
トランスフォーマー達は何故オールスパークを求めたのでしょうか。
オートボットが求める理由
オートボットがオールスパークを求めるのは故郷を再建するためです。
戦争によって荒れ果てたトランスフォーマーの故郷・サイバトロン。
それを復興させるには、トランスフォーマーの仲間を増やすことが必要です。
災害などの被害を復興させるためには、人手が必要なのを想像すればわかりやすいですね。
故郷の再興こそがオートボットの願いでした。
ディセプティコンが求める理由
ディセプティコンがオールスパークを求めるのは宇宙侵略のためです。
別の星に侵略し、その星の機械を生命体に変え新たな軍団を増やすことが目的と作中で語られています。
故郷の再建ではなく、侵略による植民地の増大がディセプティコンの望み。
平和のためにオールスパークを求めるオートボットとはまさに対極の目的です。
オールスパークは何故宇宙に消えたのか
作中でオールスパークは戦争中に宇宙に消えたと語られています。そうなった理由は何だったのでしょうか。
誰かが密かに隠そうとした
可能性の一つとして考えられるのが、争いを嫌ったトランスフォーマーの誰かがオールスパークを密かに持ち出したことです。
オールスパークはトランスフォーマーを生み出す力を持つ。
そのため、どんなに両軍から戦死者が出てもこれさえあれば無限に兵士が作れる。
裏を返せば争いが終わらないという意味です。