出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B082XXQ5VC/?tag=cinema-notes-22

日本映画『パッチギ!』は井筒和幸監督の作品です。

京都を舞台に在日朝鮮人の悲哀と友情そして朝鮮高校生徒の喧嘩の日々が赤裸々に描かれています。

時代は1968年。当時の情景を忠実に描き出した井筒監督が掲げたテーマは『戦争と平和』です。

『パッチギ!』(韓国語 : 박치기)は2004年製作、2005年1月22日公開の日本映画。

2006年には韓国ソウルの明洞CQNでも公開された。

キネマ旬報ベストテン1位、毎日映画コンクール最優秀作品賞、ブルーリボン賞作品賞を受賞した。

タイトルの「パッチギ」は朝鮮語(韓国語)で「突き破る、乗り越える」ならびに「頭突き」の意。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/映画名

康介とキョンジャのその後を徹底考察してみましょう。

そしてあの時なぜ康介はギターを壊し川に投げ入れたのか、ラジオで『イムジン河』を熱唱した心境も解説していきます。

康介とキョンジャのその後を考察

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数年後の康介が法衣のままキョンジャを迎えに行くシーンがありました。

二人は付き合っているのでしょうか。二人のその後を深読みしてみましょう。

キョンジャへの気持ちは変わらない

康介が家業を継いでいることから仏教系の大学に進んだのだと思われます。

キョンジャは希望していた留学は叶わなかったようですがフルートは続けていて欲しいですね。

塩谷瞬の明るい笑顔が『康介とキョンジャの仲』を物語っていてほほえましいシーンでした。

そんな二人ですが同じ京都に住んでいても国籍の違いは大きな障壁になっているかもしれません。

しかし戦争を知らない若い二人には関係のないことです。

康介は相変わらずキョンジャに会いに鴨川を越え、キョンジャの家族もそれを普通に思うようになります。

わだかまりは消えたのか

強制的に祖国から連れてこられた朝鮮人たちが味わってきた苦労は簡単に忘れられるものではないでしょう。

康介とキョンジャの仲を心の底では苦々しく思っているのかもしれません。

しかし彼らは気持ちのどこかで『若い者には関係のない事』だと考えようとしています。

そして何よりキョンジャの兄アンソンが康介を認めていることがあからさまに反対しない決め手ではないでしょうか。

キョンジャとアンソンに父親はいません。

彼らの祖国は親を何より敬う習慣を持っていますので家長であるアンソンに決定権があるのです。

二人は結婚するのか

お互いの家族にチクチクと嫌味を言われながらもこのまま仲良く過ごしていくのでしょう。

ただ結婚となると本人より周囲の反対が問題になるかもしれません。

康介の実家をお寺にした監督の意図はここにあります。

明るい未来に向かうハッピーエンドだけではないことを示唆したかったのでしょう。

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