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『スタートアップ=起業』をテーマに、2人の女性が若さと情熱を武器に新事業を立ち上げるまでの過程を描く『スタートアップ・ガールズ』。

上白石萌音さん演じる小松光と山崎紘菜さん演じる南堀望のダブル主演で、まったく正反対の2人がぶつかり合いながら成長する姿も描かれています。

その中で正反対の2人が一緒に同じゴールに向かって走り出すきっかけになった、光の罵倒シーンがあるのですが…。

あまりにも感情的になる光に面食らった人も多いのではないでしょうか?

一体なぜ光はあんなにも希を罵倒したのか?今回はスタートアップ・ガールズの重要シーンについて考察していきます。

 正反対の光と希

色と性格の心理学

スタートアップ・ガールズの主人公はアイデアマンで起業家の光と、大企業で起業家に投資する部署で安定した仕事をする希の2人です。

光と希のキャラクターは正反対で、考え方・職業・ファッションにいたるまでまさに真逆。全く理解しあえる要素がありません。

光の服装に隠された心理

ヘッドホンをする女性

光はいつも、ピンクベースでカラフルなファッションに身を包んでいます。光の部屋もピンクの洪水、髪の毛も毛先とエクステがピンクです。

ピンクは女性らしいイメージですが、心理学的にいうと柔和で優しいイメージと共に子供っぽさを表します。

そしてピンクは、赤に似たアグレッシブさも持ち合わせた色です。

つまり光はエネルギッシュで大きな情熱を内に抱えながら、現実逃避の子供っぽさと誰かに甘えたい心理をピンクで表現しているのでしょう。

希の服装に隠された心理

ブルーの壁紙

一方大企業で働く希のファッションは、一流企業のOLらしく堅実でコンサバな服装を好みます。カラーは主にベージュとネイビー。

ベージュは守りに入っている色です。現状で満足しているという意味もありますが、冒険したくない殻を破れない自分という意味もあります。

ネイビーにも真面目という意味がありますが、本来の自分を抑えていることも表します。

ベージュやネイビーのきちんとしたファッションを好む希は、安定志向でイレギュラーを怖がる性質があることが分かります。

スタートアップ・ガールズにおける橋の意味とは

木造の橋

さてファッションの対比とともに、スタートアップ・ガールズで印象深いのが『橋』のシーンです。

主人公2人が初めて言い合いになったシーン、いつも強気の光が初めて自分の中の怖さと対峙したシーン…

これらはすべて橋(陸橋)の上で展開されています。

橋とは陸地の間に川があり人が対岸へ渡るために造られるもの、いわば交通手段のために築かれるものです。

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