その内容は詳しく描かれていませんでしたが、アーロン・エッカート演じる大統領が下記のセリフを突き付けています。
忠誠心の相場はいくらだ
引用:エンド オブ ホワイトハウス/配給会社:フィルム・ディストリクト
交通事故の起きた日、フォーブスは引退することを明らかにしていました。
彼のその後は描かれていませんが、テロリストに加担したのはお金の為だったのではないでしょうか。
元々アッシャー大統領に投票していなかったといった彼は、現在のアメリカの体制に満足していなかったとも取れます。
ケルベロスコードが入力された理由
カン率いるテロリストたちは、なぜケルベロスコードが必要だったのでしょう。
またどのようにコンプリートしていったのでしょうか。
大統領の人となりを知っていた
おそらくカンはファーブスから大統領の優しい人柄を聞いていたのでしょう。
先に総合参謀本部議長や、国防長官のコードを聞き出したのはその為です。
二人を痛めつければ、二つのコードを手に入れられることを知っていたのです。
最後のコードは分析をしていた
テロリストたちはコナーを逃がしてからは大統領のコードのみ、ずっと分析をしています。
コナーというアイテムを失っても、たった一つのコードなら何とか分析できることをわかっていたのでしょう。
大統領が最後の砦となって、死んでもコードを口にしないことを予想した上での行動だったのです。
私のは教えん
引用:エンド オブ ホワイトハウス/配給会社:フィルム・ディストリクト
テロリストたちの読み通り、大統領は自分のコードを秘密にすることで総合参謀本部議長や国防長官を守ろうとしました。
目的は統一朝鮮の為
アメリカは韓国側に味方する存在です。
このアメリカの介入を消去することで再び内戦は勃発することでしょう。
米国が中断させた内戦に終止符を打つ
統一朝鮮の繁栄の為
引用:エンド オブ ホワイトハウス/配給会社:フィルム・ディストリクト
上記のようにカンは口にしています。
確かに第七艦隊の撤退や米軍の撤退は大きな意味を持っているでしょう。
しかし、ケルベロスコードの入力には個人的な憎しみも隠されていたように感じます。
ケルベロスコードに隠された真の目的
ケルベロスコードを揃え発動させることは、テロリストたちの愛国心からだったのでしょうか。
カンの子供時代にフォーカスを当てると他の理由も見え隠れしてきます。
アメリカへの復讐の為
父親は北朝鮮で処刑
母親は米国製の地雷で爆死
引用:エンド オブ ホワイトハウス/配給会社:フィルム・ディストリクト
カンの子供時代は上記のように語られています。
アメリカという国に大きな憎しみを持っていたのでしょう。
ケルベロスコードを揃えたのは、アメリカが核攻撃に対し無力になる為だけではありません。
核を生んだアメリカに報復する
対核攻撃用サイロ内でミサイルが爆発する
膨大な数の米国民が死ぬ