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【マトリックス リローデッド】はマトリックスシリーズ三部作の中間にあたる作品です。

救世主として目覚めたネオの意外な正体やマトリックスのエージェントであるスミスとネオの関係なども次第に明らかになります。

本作ではマトリックスの生みの親であるアーキテクトも登場し、いよいよマトリックスの本丸に迫るネオは重大な選択をすることになるのです。

マトリックスのような「絶対的な力の存在のもとにおける選択の自由とは何か」という哲学的な問答なども見逃せません。

リロード

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リロードは主にIT分野で使われる言葉で「再読込」という意味です。現在の状況を上書きして最新の状態にする意味で使われます。

アップロード・アップデートと同様な意味と考えて構いません。

マトリックス第二作である【マトリックス リローデッド】では、このリロードが非常に重要なキーワードになっています。

ネオを上書きしたスミス

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マトリックスシリーズにおけるスミスは常にネオと格闘を繰り返すいわゆる悪役的な存在です。

第一作でネオにやられたはずのスミスはネオの力を取り込みバージンアップした形でよみがえります。

ネオを上書きしたスミスの能力は桁違いに向上していますが、決定的なのはマトリックスのエージェントではなくなったことです。

ネオのようにマトリックスの意図から離れて自由に動き回れることになりました。次第にスミスがネオに重なってくるのが不気味です。

さらに自らを他者に上書きする力をも身につけたのです。これで無限にスミスを生み出すことができるようになりました。

スミスに上書きされたベイン

第二作の中でベインはサラリと描かれていますので、油断していると見逃してしまいますが、実はベインの存在は重要な位置を占めています。

予言者からの伝言を受け取るためマトリックスにとどまったベインはスミスに襲われ、スミスを上書きされてしまいました。

つまりここからのベインはベインではなくスミスになってしまっているのです。

ここまでだと単にマトリックスの中でスミスが一人増えただけなのですが、その後恐るべきことが起こってしまいます。

現実社会にも進出するスミス

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マトリックスの中でスミスに上書きされた状態で、現実社会のベインのプラグが抜かれたらどうなるでしょうか。

何と現実社会ではベインの姿のままで中身はスミスになってしまうという恐るべき事態が発生してしまいました。

マトリックスの中での存在だったはずのスミスが現実社会に進出してしまったのです。

ベインとして現実社会に進出したスミスはネオの殺害を謀ったり、センチネルによるザイオンへの直接攻撃を支援したりすることになります。

センチネルの攻撃からただ一人生き残ったベインことスミスはネオとともに寝かされている状態で第二作は終わっています。

実はネオもマトリックス内における力の一部を現実社会で使えるようになっていて、その力でセンチネルの攻撃を撃退できました。

ここまで来ると現実世界と仮想現実の世界の境界が曖昧になります。つまりいったい現実とは何なのかという問いを我々に発しているのです。

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