この後目覚めるベインことスミスはどのような行動をとることになるのか、目が離せません。

ネオは救世主か

輸入、小ポスター、米国版「マトリックス・リローテッド」キアヌ・リーヴス、6175

第二作ではネオ自身もマトリックスのプログラムの一部であることがわかります。

であればネオはマトリックスが何のために配置したプログラムなのでしょうか。

ネオは第一作で救世主として目覚めさせられるのですが、救世主とはどのような意味合いなのか、マトリックスの物語は佳境に入っていきます。

ネオの存在理由

ネオはマトリックスをバージョンアップするために配置されたプログラムの一部なのです。

マトリックスは数学的には完全であっても、人類をエネルギー源・デバイスとして活用する以上、一定の曖昧さや人間の感情の影響を受けます。

このためマトリックスに人間的な要素を盛り込むためのバージョンアップが必要で、ネオのようなプログラムはそのために準備されたのです。

もしリロードが行われずバージョンアップされなければマトリックスは破綻し、それにつながれている全人類も全滅します。

やがてネオが保有・収集するデータを取り込み、マトリックスそのものをリロードするためにこそネオは存在することが、明らかにされます。

しかもそのような役割を持つ救世主であるネオは六代目だというのです。これまでネオのような5人の同じ役割を持つプログラムが存在したのです。

そうであるならば、ネオは人類にとっての救世主ではなく、マトリックスの救世主といえることになります。

ネオが特殊な能力を持つ理由がここで明らかになりました。

予言者とは

では予言者とはどのような位置づけになるのでしょうか。実はは予言者もマトリックスをアップデートするためのプログラムの一部なのです。

予言者はもともとは違う役割を持っていたプログラムである可能性があります。

現在の予言者はマトリックスに欠けている因子をネオのようなプログラムに探し出させ、マトリックスへ誘導する役割を持っているのです。

なんともはや全てはマトリックスの手のひらの上で踊っていたに過ぎないということでした。

現実社会でも変貌するネオ

第二作ではマトリックスのバーチャル世界でのみ使えていたネオの能力が現実世界でも使えるようになります。

まるでベインとして現実社会に進出したスミスのように。

マトリックスの自由因子としてマトリックスのためにバーチャル世界と現実世界で働くという意味ではスミスとネオも区別がつかなくなりそうです。

全能者の存在と選択の自由

 ポスター/スチール 写真 A4 パターン22 マトリックス リローテッド 光沢プリント
この第二作では選択とはどのようなことなのかを問いかけています。

全てがマトリックスの想定の範囲内で動いているということであれば、ネオたちの選択にいったい何の意味があるというのでしょうか。

キーメイカーを探す過程でネオはメロビンジアンから「選択は幻想」と告げられます。「目的こそが重要」だと彼はいいます。

全てがマトリックスの目的に沿って配置されているのであれば、それぞれの選択は自由と見せかけて実は想定の範囲ということかも知れません。

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