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2018年に公開された『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』は、Netflixが手掛けたオリジナルドラマです。

ゲームの世界観を映像へ投影した新感覚ムービーで、観る人にも結末を左右できる選択権が与えられるのが特徴。

コントローラーを握りながらストーリーを進めていく感覚は新鮮そのものです。

ただこの映画、なかなか一筋縄ではいきません!

Netflixの紹介画面では90分と書かれていますが、あっという間に終わることも2時間近くかかることもあるのです。

しかしなぜこのようなことが起きるでしょう?ここではストーリーのカギとなる母親の死と父親との確執に焦点を当てながら探っていきます。

バンダースナッチとは?

すりガラスに映る手

この作品はNetflixのオリジナルドラマ『ブラック・ミラー』シリーズの特別編で、テレビ映画として作成されました。

そしてブラック・ミラーシリーズとは1話完結の人気SFドラマシリーズで、バッドエンドが多いことで知られています。

しかしバッドエンドで後味が悪いとはいえ、中毒性が高く後味が悪いのに「つい観てしまう!」という人が多いようです。

ではバンダースナッチはどうなのでしょう?まずはバンダースナッチというタイトルから解説していきます。

母が愛した本

つなぐ手

映画の中で『バンダースナッチ』は主人公が制作しているゲームのタイトルになっています。

そしてその元になっているのは主人公の母が残した一冊の本。

バンダースナッチというタイトルのこの本は主人公と亡くなった母を繋ぐものであり、亡き母の形見なのです。

与えられる複数の選択肢

本と背景

母が読んでいた「バンダースナッチ」は読者が結末を選択する、読者参加型のストーリーになっています。

最初は母とのつながりを求めるために読んでいたであろう主人公ですが、次第にこの「選択」という本のストーリーに夢中になるのです。

そして始まるゲームの構想。

母が読んでいたバンダースナッチが、主人公が制作するゲームのバンダースナッチへと変化を遂げていきます。

視聴者が主人公の運命を握る新感覚ムービー

バンダースナッチは主人公がプログラミングしている新しいテレビゲームなのですが、この「選択」は私たち視聴者にも与えられます。

シーンごとに2つの選択が視聴者に与えられ、その都度私たちは選択していかなければいけません。

そして自分の選択によって結末が変わる斬新さがこのバンダースナッチです。

選択によってはあっという間に映画が終了…。

選択していくうちに「さっき違う選択をしていたらどうなっただろう?」という人生への普遍的な疑問に、私たちは対峙させられます。

バンダースナッチの意味

さてゲーム「バンダースナッチ」のアイデアは、母の遺品である本からであることは分かりました。

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