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黒い家』は1999年に日本で上映された邦画です。

題材は貴志祐介著作の同名タイトルのホラー小説で、原作小説は第4回日本ホラー小説大賞を受賞しています。

主人公は生命保険会社に勤める保険金の査定や保全担当の会社員・若槻慎二です。

物語は彼が保険に加入している菰田重徳から家に呼び出され、菰田家の息子が首吊り自殺した現場を目撃したところから始まります。

後日、重徳や妻の幸子が保険金の催促をし始め、彼女らの行動に違和感を覚えた若槻が事件性を調べるというのが物語の流れです。

ここでは幸子の手首に傷があった意味、不思議なFAXが届いた理由、若槻がターゲットにされた理由を主に考察していきます。

幸子の手首に傷があった意味

手、拳、ジェスチャー
『黒い家』のキーパーソンである幸子

彼女の手首にはリストカットのような傷跡がありました。手首の傷にはどのような意味が含まれていたのでしょうか。

手首の傷は物語終盤で幸子が若槻を殺そうとした時に、彼女自身が話しています。

幸子は過去に保険金目当てで親の手で手首を切られており、この時の傷跡が残っているのではないでしょうか。

手首の傷は幸子の親から彼女自身が学んだ教訓のようなもので、親の行為が悪いこととは思っていません。

結果、自分の子供や夫に手をかけたと考えられます。

重徳と幸子はなぜ協力関係にあったのか

人、グループ、友達
保険金目当てに若槻をしつこく詰めてくる重徳と幸子。

本作の主犯格は恐らく幸子だと思われますが、重徳はなぜ彼女に協力しているのでしょうか。

彼女の連れ子を見殺しにし、挙げ句には自身の両腕までも犠牲にしているのでメリットは感じられません。

考えられる要素は2点です。

子供の頃の重徳が幸子に助けられたから

重徳には子供の頃に女の子を付きまとっていた理由で、殺害を疑われたことがあります。

この時に彼のアリバイを証言したのが幸子ですが、本当は重徳が殺害したのを見て黙認しているのではないでしょうか。

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