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『チャイルド・プレイ2』は1990年にアメリカで上映されたホラー映画です。
本作は前作『チャイルド・プレイ』の2年後を描いた続編で、舞台はアンディの家から里親を受け入れてくれた夫婦の家に変わります。
主人公は8歳の少年・アンディで、前作に出ていた彼の母は精神病院に入れられてしまったことからが物語の始まりです。
育ててくれた母が近くに居られない状況下で、アンディはシンプソン夫妻の家でお世話になります。
そこへ破壊したはずの殺人人形・チャッキーがシンプソン夫妻の家に潜り込み、アンディに襲い掛かるというのが物語の流れです。
こちらではアンディの肉体乗っ取りに失敗した原因、アンディを最後まで殺そうとしたチャッキーの執念を主に考察していきます。
なぜアンディを狙い続けるのか
前作『チャイルド・プレイ』の終盤から引き続き、チャッキーはアンディを狙い続けます。
彼はなぜアンディを狙い続けるのでしょうか。考えられる要素は2点です。
チャッキーと最初に話したのがアンディであるから
チャッキーは前作の終盤から、人形の体から人間の体に自身の魂を移したいと考えていました。
彼に魂の転移の呪術を教えた呪術師曰く、自分の正体を初めて知った人間の体なら乗り移れると訴えています。
チャッキーと初めて話したのはアンディなので、彼が人間の体に転移するためにはアンディを狙う必要があるのです。
前作で破壊されたことへの復讐
前作のチャッキーはターゲットだった6歳のアンディの体を乗っ取ろうと動いていました。
ですが、アンディが1人だった時に肉体を乗っ取ることができず、さらには体全身を焼かれて心臓に銃弾を受けて破壊されてしまいます。
1人の子供を狙うために痛い目にあったことにより、アンディに対して強い復讐心を抱き始めたのかもしれません。
自身の体が破壊されて2年の月日が経ち、積もり積もった怒りや痛い思いをアンディに知らしめてやろうと考えたのではないでしょうか。
アンディとカイルはなぜ仲良くなれたのか
アンディがシンプソン夫妻の家に来る前からいた養子・カイル。
彼女はシンプソン夫妻に反抗的な態度を取っていましたが、アンディとはすぐに仲良くなれました。
なぜ2人は仲良くなれたのでしょうか。考えられる要素としては、2人が似た境遇にあるからだと想像できます。
アンディが間違って彼女の部屋に入った際に「里親の家を転々としている」と受け取れるような発言をしていました。