出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B085WJWWWC/?tag=cinema-notes-22

五億円のじんせい』は2019年に日本で公開された映画です。

本作はYahoo! JAPANの20周年企画の第1回『NEW CINEMA PROJECT』の結果から制作されたオリジナル作品になります。

主人公は過去に難病を抱えて5億円の寄付金のおかげで生存できた高月望来です。

皆の助けで救われた命で生活する主人公が、周りの期待を背負っている内に反抗心を抱くことから物語は始まります。

SNSアカウントに匿名メッセージが来たことをきっかけに彼はに出て、命やお金の価値を知っていくというのが物語の流れです。

こちらでは結末の言葉に込められた真意、初めて自分で稼いだお金を手にした望来の心情を主に考察していきます。

初めて自分で稼いだお金を手にした望来の心情

貧困、白黒、感情
周りの人からの募金で生き延びた望来は、旅に出てから自分の力でお金を稼ぐようになります。

最初は工事現場の作業員として働き、日当を貰った彼はどのように感じたのでしょうか。

考えられる要素は2点です。

お金を稼ぐ大変さ

作業員として初めて働いた日の彼は、自分があまりにも役立たずなことに意気消沈していました。

慣れない台車の扱いが上手くいかない、安定して運搬しようとした際には「怠けるな」と怒られてしまう。

仲介人に「次は無い」と言われて散々な目に遭いながらも、日当1万円。

社会でお金を稼ぐ厳しさを知ったのではないでしょうか。

自分の力でもお金は稼げる

募金5億円で生き延びた望来は、自分自身に価値のある人間ではないと思っています。

何も社会や皆に貢献できない自分がお金を稼ぐことはできないと考えており、工事現場の作業員で初めてお金を稼ぎました。

不可能だと思っていたことが可能だと知り、疲労よりも喜びを強く感じたのかもしれません。

明日香との約束でなぜワンピースの最終巻が使われたのか

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幼い頃の望来は、同じ病院に入院していた明日香と「ONE PIECE」の最終巻が出た時に集まる約束をしていました。

彼女はなぜ集まるタイミングを「ONE PIECE」の最終巻にしたのでしょうか。

考えられる理由としては、2018年時点での「ONE PIECE」から数年で終了する気配が無かったからでしょう。

明日香は死ぬ間際に妹の明星に、自分の代わりに長く続きそうな作品を紹介して欲しいと願っていました。

望来が楽しむような何かを教えて欲しいと願っている様子から、彼には長生きして欲しいと考えたのではないでしょうか。

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母の「頑張った」の一言に秘められた思い

克服、勝利、強さ
物語終盤、望来のSNSアカウントを見た彼の母は、泣きながら「頑張った」と呟く場面があります。

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