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きっと、星のせいじゃない。』は2014年にアメリカで公開された恋愛映画です。

原作はジョン・グリーンの小説『さよならを待つふたりのために』で、主人公は末期癌を患っている女の子・ヘイゼル。

物語はヘイゼルが癌患者の支援団体で知り合ったオーガスタスと出会ったことが始まりです。

2人は仲良くなっては互いに好きな本を薦め合い、オーガスタスは彼女が薦めた本「An Imperial Affliction」を終わり方に苛立ちます。

オーガスタスは作者に「結末を知りたい」旨のメールを送り、会ったら結末を教えると回答を貰うというのが物語の流れです。

こちらでは2人が本の結末を知りたがった意味や、飛行機の中でタバコをくわえた理由を主に考察していきます。

2人が本の結末を知りたがった意味

物語、歴史、夢

ヘイゼルとオーガスタスがオランダに居るヴァン・ホーテンに会いに行くほど、「An Imperial Affliction」の結末が気になっていました。

2人の発言から本は中途半端な展開で終わりを迎えていると予想ができます。

なぜ2人は本の結末を知りたがっていたのでしょうか。

ヘイゼルとオーガスタスで知りたい理由が異なるように考えられるので、それぞれ考察していきます。

ヘイゼルの場合

「An Imperial Affliction」を薦めたヘイゼルと、本の主人公であるアンナは彼女と境遇が似ています。

ヘイゼルとアンナは共に病で苦しんでおり、ヘイゼル自身が中途半端な結末に対して自分に未来が無いと受け取ったのではないでしょうか。

ヘイゼルは運が悪ければ、いつ亡くなってもおかしくない状況です。

彼女はアンナに感情移入してしまい、自分が亡くなった後の周りの人々が不幸にならないか気になっていたのかもしれません。

オーガスタスの場合

オーガスタスの場合は本を読んでの好奇心と、ヘイゼルのために結末を知りたくなったといえるでしょう。

彼の状況として骨肉腫で足を失った以外は普通の生活ができる状態です。

ヘイゼルのように境遇が同じではなく、中途半端な結末で納得していないのでしょう。

自分の好奇心と、惚れたヘイゼルのために作者にメールを送ろうと考えたのかもしれません。

飛行機の中でタバコをくわえた理由

男、煙、肖像画

アメリカからオランダに渡航する際に、オーガスタスはタバコをくわえる場面がありました。

タバコをくわえる場面をキャビンアテンダントに見られて止められますが、彼はなぜタバコをくわえたのでしょうか。

考えられる理由は2点です。

タバコで平常心を保とうとしている

アメリカからオランダに渡航する前、ヘイゼルの容体が急変した同時期にオーガスタスも体が悪くなっていることに気が付きます。

彼の体も下手すれば死ぬ状態であるにも関わらず、ヘイゼルや彼女の母の前では平然と振る舞っていました。

唐突に判明してしまった死期に、未だ10代の彼は恐怖を抱いたことでしょう。

彼はタバコを口にくわえることで、平常心を保とうと考えたのかもしれません。

いつもの癖

オーガスタスはヘイゼルと出会った頃からタバコを口にくわえていました。

彼にとってタバコは人の命を奪うものでありながら、火をつけないことで殺す力を与えない象徴としています。

タバコを口にくわえる行動は彼の癖であり、口に何かをくわえていないと落ち着かなかったのかもしれません。

ヴァン・ホーテンはなぜ2人を無下に扱ったのか

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本の結末を知ろうと、ヘイゼルとオーガスタスは作者であるヴァン・ホーテンに出会いました。

しかし、ヴァン・ホーテンは頑なに本の結末を話そうとせず、2人を無下に扱います。なぜ彼は2人を無下に扱ったのでしょうか。

理由としては、自分の状況を聞かれている気がして不愉快に感じたと考えられます。

本の主人公であるアンナは、彼の娘と同じ病を患っておりました。

本の結末と称して、自分の過去から現在まで聞かれている気がして苛立ちを覚えたのかもしれません。

ヴァン・ホーテンはなぜ本の結末を中途半端にしたのか

母、子、村

ヘイゼルとオーガスタスが読んだ「An Imperial Affliction」の結末は中途半端なものでした。

作者のヴァン・ホーテンは、なぜ中途半端な結末にしたのでしょうか。考えられる理由は2点です。

本の結末は今の自分

物語の終盤にて、ヴァン・ホーテンの娘は本の主人公・アンナと同じ病を患っていたことが分かります。

アシスタント曰く、彼は辛い過去を経験して今も引きずっている様子です。

これらの情報から、「An Imperial Affliction」は彼の娘をモデルにした作品であることが想像できます。

娘が病に苦しんで亡くなり、娘を失った悲しみを無くすために自分は酒浸り。

彼の娘が亡くなった後の展開をモデルにして書く場合は、今の酒浸りな自分を書くことはできません。

書いたところで後味と出来の悪い作品になってしまうでしょう。

または本の結末からの続きを自分としており、彼自身も今後をどう生きれば良いのか分からないのかもしれません。

酒浸りの自分でさえも娘の死後を引きずっているので、中途半端な結末にせざるを得なかったのでしょう。

結末を中途半端にすることで読者の想像力を掻き立てる

勉強、本、読書の子供たち

前述した通り、ヴァン・ホーテンの娘の病、彼には辛い過去があることから、本は娘をモデルにした可能性があります。

本の主人公はアンナであるため、彼女が亡くなったら物語は終了。

物語は彼女を通して見ているので、あえて中途半端な終わり方にしたのではないのでしょうか。

亡くなった当人は周りの人がどうなったのかなどは確認のしようが無いので、読者の想像に任せることを目的としているのかもしれません。

作品が訴えたいこと

病に苦しむ男女の恋愛を描いた『きっと、星のせいじゃない。』では、視聴者に何を訴えようとしているのでしょうか。

考えられる要素は2点です。

病と闘う男女の生き方

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ヘイゼルとオーガスタスは、お互いに病で苦しんでいる状況です。

それぞれ病を抱えながらも、周りには苦しむ気配を見せないようにと頑張り続けています。

オーガスタスに至れば、ヘイゼルの容体が急変した同時期に自身の体に問題があったことを彼女にも隠し続けていました。

彼は生きる喜びを我慢しないと決めており、自分の人生を精一杯生きようとしている様子が見られます。

これは恋愛物語でありながら、病と闘う男女の生き方を描いているといえるでしょう。

誰に傷付けられたいかを選べる

ハンマー、スレッジハンマー、木槌

物語終盤でヴァン・ホーテンから、ヘイゼルにオーガスタスに手紙が届きました。

この手紙には「誰に傷付けられたいかを選べる」と書いており、彼はヘイゼルになら傷付けられても良いと考えていたようです。

人は傷付けられることが必然だけども、誰の手によって傷付けられるかは選べると訴えているのではないでしょうか。

自分が意図しない傷付き方よりも、望んだ傷付き方をすることで後悔のない人生を送れるという考え方なのかもしれません。

まとめ

カノーラ、カップル、フィールド

お互いに病を抱えた男女の恋愛を描いた『きっと、星のせいじゃない。』。

「An Imperial Affliction」を通じて、病で苦しむ人は自分が亡くなった後の未来に不安を抱いていることが分かります。

死を悲観的に捉えるばかりではなく、亡くなった人と居られた時間を忘れず笑顔でいようと訴えているように感じる作品といえるでしょう。