後者の方はかつてアネモネの父親とともにエウレカセブンと戦った人間ドミニクをサポートしていたAIなのです。

このAIがアネモネの父親の願いを叶えようとアネモネの戦闘を先導していたに違いありません。

仕組んだのは誰

AIドミニクを仕立て上げたのはアネモネの父親石井賢です。

戦闘AIのドミニクの方は人間ドミニクが使っていたAIですが、亡くなった父親のアネモネへの思いを叶えるためアネモネをサポートしました。

父親のアネモネを思う強い気持ちがドミニクをアネモネに寄り添わせたといえます。

アネモネがここまでエウレカセブンと戦うことが出来たのもドミニクの先導があったことが大きく寄与していました。

それが実現したのはアネモネを最後まで守り切れなかった父親石井賢の強い思いがあったからなのです。

スカブを通常攻撃で撃退出来ない理由

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地球を浸食し続けるスカブはエウレカが別の世界を作り続ける際に発生する残渣のようなものといえます。

言い換えればエウレカの夢が世界として実体化する際、余分に出来てしまうものです。

であれば、それは現在の世界とは別の世界のものといえます。

それが現在の世界ににじみ出ているのですから、通常の物理攻撃が通用するわけがありません。

幽霊を攻撃しているようなものなのです。

このため、国連軍はダイブと称する精神だけをエウレカセブンに送り込む作戦を実行に移すことにしたのでした。

エウレカが作る世界を破壊すればそれと連動して地球を浸食するスラブも消失していくのです。

ラストシーンの意味

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ラストシーンは多くを語っています。

レントンの復活を諦めたエウレカは絶望しますが、レントンはどこか別の惑星で生きていました。

もしかしたらレントンは別のパラレルワールドにいるのかも知れません。

彼は「必ず戻るから」と叫びます。三部作の完結編はエウレカとレントンの物語となるのでしょうか。

究極の選択をしたアネモネ

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この物語でアネモネはエウレカに究極の選択を突きつけられました。

そんなアネモネが選んだ答えは父親石井賢が守ろうとした世界でした。

エウレカが作り出したのは無数にあるパラレルワールドの一部であると解釈できます。

しかしながら別の見方をすれば、彼女の作り出した世界は自閉している彼女の夢が実体化した世界ともいえるのではないでしょうか。

エウレカはアネモネをその世界に引きずり込もうとして、逆にアネモネによって自閉の殻から引きずり出されたのです。

このことによってエウレカは完結編においてレントンと再会できることになることを祈らずにはいられません。