彼の父はビクターをサイボーグとして瀕死の状況から救ったことを誰にも話さずにいます。
ビクターはサイボーグとしての自分を化け物と形容し、外の世界との交流を絶ってしまいました。
今回のジャスティスリーグに参加する際、ワンダーウーマンからのスカウトを一度断っています。
それもやはり、外に出た自分が他人からなんと形容されるのかを怖がっているように見えます。
今作では触れられてはおりませんが、DCコミックス内ではティーン・タイタンズというチームに所属していたという背景もあります。
なのでメンバーとの連携、リーダーのポジションにも対応できるんだとか。他のメンバーからの信頼も厚いです。
ジャスティスリーグでは語られていない、とある事故とは?
*これはあくまでDCコミックスによる設定なので、もしかしたら映画版では違う脚色がされるかもしれないという前提の元お読みください*
ビクターストーンの父、サイラス・ストーンはS・T・A・Rラボの科学者でした。
しかしある日、父の研究所を訪れた際に、異次元を開く実験の失敗に巻き込まれ致命傷を負いました。
そこから父は息子の体を機械化していったのです。
機械なのか。人間なのか。その能力とは
サイボーグといえば、機械人間。その名前から重火器や力技を連想しますが、ビクター扮するサイボーグは一味違います。
- 人間デジタルデバイス
- チーム切ってのサイバー担当
- ロケットブースターによる飛行能力
- ビーム砲
- 実はチームで一番力持ち
人間デジタルデバイスとは、いつでもどこでもネットワークへの接続が可能という能力です。
映画『ジャスティスリーグ』ではサイバー担当としての活躍が目覚しかったですが、普通の状態だと4トン持ち上げることができます。
それ以上の重さにも対応できるのですが、そうすると彼の機械部分や彼自身にも相応のリスクが生じてしまいます。
本当にあったの?もう1つのラストシーン
実はこの映画版『ジャスティスリーグ』今作とは異なるエンディングがあったという噂があるのをご存知ですか?嘘か本当か、解き明かしていきたいと思います。
実は監督が2人いる!?
今作はもともとザック・スナイダー氏が監督を務めていました。
彼はDCシリーズの監督や総指揮を務めた、まさにDCコミックスの映像化におけるキーマンであるといえるでしょう。
(監督作『マン・オブ・スティール』や、『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』など)
しかし、本撮影も終了し編集などが行われている最中、2017年2月にザックの長女・オータムが亡くなり、監督が交代。
マーベル映画『アベンジャーズ』を手がけたジョス・ウェドン監督が後を引き継ぎました。(クレジット上では脚本とされています)
スナイダー監督の色を引き継ぐとはいっても違う監督です。
スナイダー監督のダークでシリアスな雰囲気に上乗せして、ウェドン監督の明るくユーモアの散りばめられた演出が施されました。
再撮影も多くあったようで、さらに上映時間がおよそ180分だったところを120分までカットしたんだとか。
スナイダー監督版が気になるという声も多いです。
『ジャスティスリーグ』は序章だった?三部作?二部作?構想
スナイダー監督は当初この『ジャスティスリーグ』の続編の存在を念頭において制作していたようです。
俳優やメディアによって考えは様々ですが、少なくとも『ジャスティスリーグ2』に続く演出をしていたのだとか。
なので今作は前作『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』の伏線回収や、次の作品につながるヴィランズの伏線などの要素が入れ込まれるバッドエンドの予定でした。
しかし、DCシリーズは暗いトーンが続いたこと、『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』の不調を受け、スタジオ側が却下。
一作完結型と相成りました。ぜひスナイダー監督版もみてみたいですね。
ちなみに構想としては次作では、ヒーローズの敗戦を描く予定だった、なんて噂もあったようですよ。
幻のラストシーン
では、いよいよお待ちかね、幻のラストシーンとはどんなものだったのかご説明致しましょう。
- 今回のヴィラン、ステッペンウルフはいわゆる中ボス。大ボスであるダークサイドの手下であった。
- ジャスティスリーグの元にすぐにダークサイドたちが現れ、ヒーローたちとヴィランズが目を合わせる。
- 最後に次作『ジャスティスリーグ2』に続く、と記される。
先ほどお伝えした通り、今作の『ジャスティスリーグ』は前作『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』をエピソード0とした二部もしくは三部作にする予定でした。
関係者試写の段階ではザック・スナイダー氏が監督していたこともあって尺も長かったのです。
しかしこれが多いに不評を買い、監督交代の節目にエンドが変わりました。
最後に『ジャスティスリーグ2』はあるのか
ここまでくると続編はあるのかが気になってしまいます。今作でも、ヴィランズのチームを作るぞ、と匂わせるラストが印象的でした。
結論からお伝えすると『ジャスティスリーグ2』の制作は既に予定されています。
ですがこれからも様々なDCシリーズの制作・公開が予定されている現段階。
一度は2019年公開予定という話もありましたが、この予定も白紙に戻されました。
いつになるかは予測が難しいですが、またヒーローたちの団結が見られる日を信じて続報を待ちましょう!