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2018年2月に公開された大ヒットミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」。
すでに「レ・ミゼラブル」でその美声を知らしめたヒュー・ジャックマンが主演を務めたことや、「ラ・ラ・ランド」の音楽制作スタッフが再び顔をそろえたことで公開前から話題になっていた作品です。
この映画には人生をどう生きていくのかについて考えさせられるヒントがたくさん散りばめられています。
また、気になる”地上最大のショー”についても詳しくご紹介していきます。
時代背景
人種差別が当たり前に行われていた時代
「グレイテスト・ショーマン」が描かれている時代は、ちょうど1861年~1865年にかけて勃発した南北戦争の頃です。
リンカーンによる奴隷解放宣言など、単なる戦争ではなくアメリカという国にとって大きな意味を持つ歴史的な出来事だということはご存知の方も多いことでしょう。
当時のアメリカは、製造業が発達し急速に経済的成長を遂げた北部と、奴隷制度に依存した大規模な農業によって栄える南部との間で経済格差が生まれていました。
南北戦争によって現在の民族の多様性を認め合う国家となったアメリカが形成されたといっても過言ではありません。
「グレーテスト・ショーマン」はその時代背景を象徴するような映画でもあるのです。
This is me
「グレーテスト・ショーマン」代表曲
大成功したミュージカル映画としての評価は興行収入が50億円超えといわれていることが物語っています。
ストーリーや出演者が素晴らしかったのはもちろんのこと、その主題歌や挿入歌に多くの人が心を打たれたということも理由の一つでしょう。
豪華なキャスト陣でゴージャスな「The Greatest Show」や、この映画の象徴ともいえる「This is me」はぜひ一度じっくりと耳を傾けてみてほしいおすすめな曲です。
コンプレックスを個性に
特に「This is me」はその名の通り、”これが私”というありのままの自分を認め受け入れることの素晴らしさを描いた曲です。
どんなコンプレックスも個性として前向きに捉えよう!と歌っています。
理想が高い人や自分に厳しい人ほど、自分にご褒美をあげるハードルを高く設定してしまっていませんか?
まだできる、もっと私ならやれる!と自分自身を鼓舞することは大切ですが、頑張っている今の自分をちゃんと褒めてあげることはもっと大切かもしれません。
「This is me」は、自分を振り返らせてくれるのにぴったりな曲なのです。