注目キーワード
  1. 映画
  2. シネマ
  3. 洋画
  4. 邦画

【戦場のピアニスト】廃墟に響き渡る音色にドイツ軍は何を感じたのか徹底考察!登場人物のその後の人生にも注目してみよう

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0000896HN/cinema-notes-22

第二次世界大戦中のワルシャワで繰り広げられた人間模様をえがいた「戦場のピアニスト」は、実在の人物ウワディク・シュピルマンの体験をもとに描かれています。

2002年に公開され、フランス、ポーランド、イギリス、そしてドイツの合作映画としても話題を呼びました。

主演のエイドリアン・ブロディがアカデミー賞主演男優賞を受賞したり、カンヌ映画祭で最高賞のパルムドール賞を受賞したりと数々の賞を総なめにした作品です。

そんな名作「戦場のピアニスト」のメインシーンで、ドイツ軍人のホーゼンフェルトは何を感じたのでしょう

また実在する登場人物たちのその後の人生を追ってみました。

戦時中という映画の背景

戦場のピアニスト~ピアノ・オン・スクリーン

第二次世界大戦中のワルシャワが舞台となっていますが、当時のワルシャワではどのようなことが起こっていたのでしょう。

ホロコースト

「戦場のピアニスト」の軸となるのはナチス・ドイツのユダヤ人への迫害(ホロコースト)です。

ご存知のようにこのホロコーストは、あまりに理不尽で残虐なものとして語り継がれています。

劇中でも狂気ともいえるナチス・ドイツのホロコーストが描かれています。

ホロコーストはギリシャ語を語源とし、焼かれた生贄という意味を持っています。

主に絶滅収容所(アウシュヴィッツのような場所)でのガスによる虐殺を指しています。

ナチスがユダヤ人を迫害した理由

映画の軸となる迫害ですが、そもそもなぜナチス・ドイツはユダヤ人を迫害したのでしょうか。

実はユダヤ人への偏見ははるか昔に遡ります。

ユダヤ教を起源とするキリスト教は、そののち分裂をします。

その時イエス・キリストを救世主と認めなかったユダヤ人たちを差別し、イエス磔の責任もユダヤ人に擦り付けたのです。

長い歴史の中でキリスト教が普及するにつれ、神を冒涜する存在としてユダヤ人は疎まれ差別を受けるようになります。

そこに目を付けたヒトラーは、群衆に敵(ユダヤ人)を認識させることで自分たちこそ優れた民族であると括弧したのです。

劇中のポーランドに侵略

劇中に登場するポーランドは、勢いに乗ったナチス・ドイツに侵攻されますが、ポーランドにはあまりにも多くのユダヤ人が住んでいたため、ゲットー(強制居住区)に隔離したのです。

劇中ではちょうどこのあたりの歴史が描かれています。

何とも鬼畜のような行いですが、ナチス・ドイツはゲットーでユダヤ人をまかないきれなくなると隔離から処分へと考えを変えていったのです。

シュピルマンは奇跡的な生き残りの一人

The Pianist11

劇中主人公シュピルマンはかなり運のいい人物といえます。

ワルシャワのゲットーに入ったユダヤ人約50万人は、飢餓や病気でほとんど全滅しています。

戦後まで生き残ったのは20人にも満たなかったということです。