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マーベルコミックスのヒーローが総集結、大暴れするアベンジャーズシリーズ。
日本で例えるなら、「週刊少年ジャンプ」の主人公たちが一堂に会し、悪と対峙すると思っていただければ分かりやすいのではないでしょうか。
今回考察するウルトロンは、アベンジャーズシリーズの第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。
登場するのは自我と学習能力を備えた難攻不落のAIモンスターです。
劇中では煮ても焼いても食えない憎たらしいウルトロンですが、その全貌を紐解いていきます。
ウルトロンのスペック・メンタル
AI(人工知能)とは?
ご存じウルトロンはAI(人工知能)です。
近年、人工知能はニュースや新聞などで話題になることが多いのでもう聞きなれた単語ではないでしょうか。
私たちの生活をより一層便利かつ快適にしてくれるツールであることは理解できますが、あなたはAIの意味を正しく答えることはできますか?
AIとはArtificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)の略。
アーティフィシャル(人工的)なインテリジェンス(知能)、人工知能を意味します。
しかし、実はAIの定義は科学者・専門家の間でもまだ定まっていないのが現実です。
現段階でざっくりと説明すると、「人間の脳ができることをコンピューターが代わりに行ってくれる技術」となります。
将棋や囲碁、チェスではAIが人間に勝利したというニュースを耳にしたことがあるかと思います。
いまやAIは人間を上回る能力を身につけているということがわかります。
自らアップグレードし続けるAI
ウルトロンは、パソコンやスマートフォンのOSのように常にアップグレードを繰り返し、進化し続けます。
形もあり、しかもやっかいなことに自我も持っていて、時には激怒することもあるのです。
おまけに、自分自身で能力をグレードアップも可能。
さらに戦いで形勢が悪くなれば、インターネットを経由して逃げることもできるのです。
マーベル最強の金属「ヴィブラニウム」をまとう
キャプテン・アメリカの盾に使用されており、どんな衝撃も吸収するという特性を持っている最強の金属「ヴィブラニウム」。
終盤ではこの金属をウルトロンが手に入れてしてしまいます。
もはや地球最強、向かうところ敵なし状態になってしまうのです。
ちなみに、ヴィブラニウムの生産地はアフリカの小国「ワカンダ」。ヴィブラニウムもワカンダも架空の金属・国となっています。