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「アメイジング・スパイダーマン2」は2012年公開の「アメイジング・スパイダーマン」の続編として製作されました。

原作により忠実に制作されたことでも知られ、ヒロインもMJではなくグウェン・ステイシーを起用しています。

初代恋人のグウェン・ステイシーの死という、強烈なインパクトを持つ作品ですがラストの時計塔シーンに込められた監督の想いは一体どのようなものだったのでしょう。

グウェンはなぜ死ななければならなかったのか、グウェンを死に追いやったものは何なのか徹底考察していきます。

監督は時計塔のラストシーンを中心に映画を作った

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「アメイジング・スパイダーマン2」の大きな話題といえば、何といっても恋人グウェン・ステイシーが死んでしまうシーンです。

ヒロインの死はファンに大きなインパクトを与えました。マーク・ウェブ監督はこの重要な時計塔のシーンにどんな思いを寄せていたのでしょうか。

映画の中心が時計塔のシーン

マーク・ウェブ監督はグウェンの死を当初から頭に入れて、映画全体を制作していきました。

限られた時間をどう生きるかというのが映画を通してのテーマになっており、これまでのヒーロー映画とは一味違った側面も見せています。

それゆえにピーターとグウェンの恋愛関係シーンが多いと感じる人もいるようですが、全ては時計塔への伏線となっているのです。

必要不可欠の時計塔

「時間」というキーワードを生かすために、グウェンの死ぬ場所は時計塔でなくてはなりませんでした。

原作ではグウェンはゴブリンによって、橋の上から投げられています。

原作により忠実に制作しつつも、グウェンの死に場所は橋の上ではなく時計塔しかないと監督は決めていたのです。

監督はグウェンの死に方を悩み抜いた

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ヒロインであるグウェンの死に方は、監督を悩ませました。

映画をよく観るとスパイダーマンは切れかかった糸を守るために、時計塔の歯車を止めようとしています。

監督曰く、スパイダーマンは時間を止めようとするのです。

当然そんなことは出来るわけもなく、一連の出来事がグウェンの死へと繋がっていきます。

また、後記しますがグウェンの死に方を原作と変えるなど監督は彼女の死に関して、何度も構想を練り悩み抜いたようです。

コミックファンには結末が予想できた

原作コミックでグウェンが死ぬのは121号から122号です。

ファンの中では伝説的なシーンで、ヒロインが死亡するというのはかつてないインパクトを与えました。

そしてこの時、コミックの中のグウェンが着ている服が映画でもそのまま使用されています。

ミントグリーンのコートを観た時、コミックファンならグウェンの死を予測できたはずです。

監督のこだわりが垣間見えるシーンです。

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