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「時をかける少女」は筒井康隆氏によって生み出され、幾度となく映像化されています。

その中でも2006年度板のアニメ版は想像を超える反響ぶりで8ヶ月を超えるロングラン上映、そして2006年にはリバイバル上映もされています。

なぜこんなにも人気が出たのか、ヒロイン真琴が体現したこととは……。そして実写ではないアニメだからこその見どころを徹底解説していきます。

時を空ける少女は過去何度も作品化されている

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2006年版の「時をかける少女」は日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞など、多くの賞を受賞しその名を国内、国外に轟かせました。

しかし本作品以前にも「時をかける少女」は幾度となく映像化されています。

「時をかける少女」はシリーズ?

時をかける少女は1965年に筒井康隆氏によって執筆されたのが始まりです。

1983年には大林宣彦監督によって実写化されています。そして続く2回目の実写化で監督を務めたのは角川春樹氏です。

本作品は初のアニメ化となっており、1983年の時をかける少女実写版の続編となっています。

1983年版の主人公は芳山和子、真琴は姪っ子にあたります。実写版からアニメ版へつながる映画も珍しいですね。

現代の真琴が体現しているもの

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2006年公開の「時をかける少女」はこれまでの主人公と違い、より現代的なヒロイン像に描かれています。

主人公真琴が体現したものを様々な角度から見ていきましょう。

旺盛さが際立つ主人公

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監督細田守氏は、主人公により現代的な部分を持たせるために、自らどんどん進んでいく旺盛な性格を盛り込んでいます。

失敗しても前へ進もうとする、現代の強い女性像が伺えます。

これまで実写版で映像化されてきた主人公は受け身の姿勢でタイムリープが行われます。しかし劇中の主人公真琴は、自らの意志でタイムリープしているのです。

自分の意思で行動を起こしていく点は、これまでの主人公と大きく違い、それゆえに多くのファンが引き付けられる映画となったのでしょう。

このままが良いという学生時代を過ごしていた

劇中の序盤は真琴と千昭、功介でキャッチボールをするシーンがありますが、何気ないこのシーンにも監督の意図が隠されています。

キャッチボールという活発な遊びを3人で行うことで、3人は色恋沙汰のない友達であることを強調しています。

そしてこの時、真琴はずっとこのままの状態がいいと願っています。

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