今でこそ原作やアニメにも登場するキャラクターとなっていますが、実は本作が初登場だったのです。

本作では刑事でありながら、意味深な発言をする。

コナンが犯人からの電話を受けるときには必ずいないなど非常に怪しい行動が多い存在でした。

白鳥刑事が犯人と思われる演出がされたのは、本作に登場する怪しいキャラクターが他にいなかったからです。

このままでは森谷が犯人だとわかってしまう、と考えた結果、白鳥刑事が犯人と思われるように描かれました。

そのため、こだま監督も白鳥刑事の声優の塩沢兼人氏に、怪しく見えるような演技を頼むことになったのです。

結果は、本作で毛利小五郎が「白鳥刑事が犯人」だと名指しした場面で、爆笑が起きることになりました。

これを受けて、原作者の青山剛昌氏や制作スタッフからも気に入られ原作にも登場することになったのです。

名前の由来はやっぱりあの人

古畑任三郎―殺人事件ファイル

あまり知られていませんが、白鳥刑事の下の名前は任三郎といいます。

この名前は、三谷幸喜脚本のフジテレビのドラマ『古畑任三郎』からとられました。

ちなみに初登場は本作でしたが、下の名前が出たのは劇場版2作目の『名探偵コナン 14番目の標的』です。

白鳥刑事の他にも劇場版から原作に逆輸入されたキャラクターは3人います。

  • 蘭の母親・妃英理の秘書の栗山緑(初登場:第2作目『名探偵コナン 14番目の標的』)
  • 京都府警の綾小路文麿(初登場:第7作目『名探偵コナン 迷宮の十字路』)
  • 公安部の風見裕也(初登場:第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢』)

コナンシリーズはアニメ版から原作に逆輸入されるキャラクターもいます。

これを知っておくと、コナンの新作映画やアニメを観る際、新たに登場するキャラクターに更に注目できます。

こだま監督は劇場版コナンだけじゃない!

シティーハンター

本作はこだま兼嗣監督の、コナンシリーズ初の作品です。

こだま監督は劇場版では第7作目『名探偵コナン 迷宮の十字路』まで担当しました。

監督が担当された作品の評価は、ファンの間でも非常に高いことが特徴です。

そんなこだま監督の作品は名探偵コナンだけにとどまりません。

『シティーハンター』や『犬夜叉』など数多くのヒットアニメを手掛けています。

『名探偵コナン』は難解なトリックやコナンによる推理が非常に面白い作品です。

一方で、新一と蘭の恋模様や登場人物に注意するとより楽しめる作品となっています。

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