本来は誰も死ぬことなく、安全な試合になっていたでしょう。
3校なのは近隣学校
この試合、なぜ3校でおこなうのでしょう?
世界中には他にも色々な魔法学校があるんですよ
引用元:https://warnerbros.co.jp/c/features/post-8.html
映画の配給元であるワーナー・ブラザースのHPには、世界中に11の魔法学校が存在することを認めています。
それによると、何と日本の南硫黄島にも「マホウトコロ」という魔法学校があるようです。
しかし三大魔法学校対抗試合に出場したのは下記の3校のみです。
- ホグワーツ魔法魔術学校(スコットランド周辺)
- ボーバトン魔法アカデミー(ピレネー山脈周辺)
- ダームストラング専門学校(不明)
ダームストラング専門学校については下記のように表記されています。
学校を訪問した人は、その場所に関する記憶を「忘却術」で消されてしまうのです。
ヨーロッパの北部にあると言われています。
引用元:https://warnerbros.co.jp/c/features/post-8.html
これを見る限り、ホグワーツの対抗試合は近隣の学校のみでおこなっているようです。
ヴォルデモートがホグワーツ魔法魔術学校出身なので、近場での強化を目指したのでしょう。
世界中にあるのなら、全校の対抗試合を観てみたいものです。
3校なのは三位一体を表す
3という数字は世界的に縁起のいい数字とみられています。
ヨーロッパは特に、三位一体という考え方が浸透しており、魂と精神と肉体を示す数字となっています。
3校に例えるなら肉体がダームストラング、精神がボーバトン、そして魂がホグワーツといった所でしょうか。
魔法世界の異文化
この対抗試合では異文化交流も表現されています。
明らかにハリー達とは文化の違う他校の生徒たち、登場シーンはまさに異文化を強調しているかのようです。
次第に打ち解けあい、信頼していく姿に文化の違いを超えた友情を観ることが出来ます。
炎のゴブレットとはどんなアイテム?
ハリー・ポッターシリーズには数多くの魔法アイテムが登場しています。
今回映画のタイトルにもなった「炎のゴブレット」は、選分ける為の道具です。
同じようなアイテムに、組み分けの際に被る組み分け帽子があります。
劇中で覚えのないハリーの名前を選び出しますが、その時マッドアイ・ムーディ(クラウチJr.)は下記のように言っています。
炎のゴブレットに年齢を騙して名前を入れるには、強力な錯乱の呪文を使わないといけない。それは生徒には使えるものではない。
引用:ハリー・ポッターと炎のゴブレット/配給会社:ワーナー・ブラザース
実はこのセリフ、ハリーをかばっているようですが自分がおこなったことを暗に示唆している伏線となっています。
映画を観ると、ハリーが特別な存在だから炎のゴブレットが選んだかのように見えますが、全ては図り事でしたね。
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の秘密
原作は2000年に出版された同名の小説で、700ページを超えるかなり長い作品です。
それを映画の中にまとめた本作品には、映画で語られていないシーンも数多く存在しています。
映画では大きく削られたシーンがある
- ハーマイオニーは屋敷しもべ達のために「屋敷しもべ妖精福祉振興協会」を作った
- 魔法で出される料理は屋敷しもべ達が作っている
- リータ・スキーターは法を犯したことで1年間罰を受けた
- クラウチ家には屋敷しもべのウィンキーがいる
- 鰓昆布はドビーが渡していた
- ボーバトン校は女子高ではなく男子もいる
上記以外にも、削除されたシーンは多数あります。
削られてもストーリー上問題のないシーンですが、原作を知ってから観ると奥深さが数倍変わるのではないでしょうか。
PG-13が設定された作品
実はこの作品、アメリカではPG-13が適応されています。