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2019年に公開された『ペット2』は、2016年の『ペット』に続く続編映画で、幸せを感じる映画として話題を呼びました。
本作はイルミネーション制作独特の風刺のきいたストーリーが魅力的です。
身近な動物が魅力的に感じる理由や、ただのコミカル作品ではない奥深さを徹底解明していきます。
そして知られざるトリビアも沢山隠されていました。
人間のように描かれた身近な動物達
『ペット2』に登場するのは、いずれも身近な動物達です。
彼らがこれほどまでに魅力あふれる存在に感じるのはなぜでしょう。
動物の素直な性格が描かれている
劇中に登場するペット達は皆とても素直な性格をしています。
人間らしさを感じる個性を持つ彼らですが、人間特有の裏表がないのです。
素直に物事を見て、素直に表現する彼らの姿は観る者の心をも素直にしてくれる存在ではないでしょうか。
マックスがリアムを大切に想うあまり人間のように育児ノイローゼになってしまうのは、風刺も効かせた面白い展開ですね。
飼い主がいない時のペット達が最高
ペットを飼っている人ならだれもが思うこと、それは留守中にペットは何をしているのだろうということ……。
劇中では信じられない光景が広がっていますが、飼い主不在の時間を謳歌する彼らは、まるで人間のようです。
原題「The Secret Life of Pets2」は、まさに飼い主の知らないペットの世界を描いています。
大ヒット映画「トイ・ストーリー」にも似た構成ですが、実際に身近で生きているペットだからこその面白みもプラスされています。
実際にある行動が面白く描かれている
劇中でギジェットが猫の真似をしてキーボードにコーヒーをこぼします。
これは猫のあるあるストーリーではないでしょうか。
現実に起こるペットあるあるをふんだんに取り入れているのも、彼らが魅力的に映る理由のひとつといえます。
「もしもペットが話せたら」の答え
ペットを飼っている人は、もし動物がしゃべったら何を話すのか、と考えたことがあるのではないでしょうか。
溺愛するあまり赤ちゃん言葉で話しかけてしまうのもよくある話です。
そんな普段はしゃべらない身近な動物たちが、思いを声に出して話している姿に人は魅了されていくようです。
リアルな動物の習性が魅力的
劇中には様々な動物たちが登場しますが、それぞれの習性が上手く描かれています。
また、彼らの習性をおもしろく脚色することで観る者は「あるある、わかるわかる」と映画に引きこまれていくのです。
スノーボールの性格がリアル
スノーボールはウサギですが、実際にうさぎには下記の習性があります。
- 野生のウサギは昼間巣穴で過ごすことが多い
- 自分のテリトリーにこだわる
- 縄張りをアピールする
- 人に飼われると人間に合わせるライフサイクルになる
元は地下に住んでいたスノーボール、モリーに拾われてからモリーに合わせてヒーローにまでなってしまいました。
ウサギの習性を上手く取り込んで描かれているのです。
多頭飼いがリアル
劇中ではマックスとデュークがケイティのアパートで暮らしています。