ミランダは誤解を招く人間ではありますが、結果として人を成長させる力がありました。
鬼編集長のモデル
実際にミランダほどの鬼上司は存在しないだろうと思っていたら大間違いです。
なんと実在の人物がミランダのモデルになっていました。
アナ・ウインター
実はこの映画に出てくる”鬼編集長”のモデルは、現・アメリカ版Vogue誌の編集長であるアナ・ウインターだといわれています。
プラチナ色のショートボブに厚めバングス、サングラスがトレードマークの女性です。
ファッションウイークになると最前列で彼女の姿をしばしば見かけることができるでしょう。
実は原作者であるローレン・ワイズバーガーは映画のアンディ同様、アナのアシスタントを務めた経験がありました。
そしてその実体験を綴ったものが「プラダを着た悪魔」だともいわれています。
アナ・ウインターのこだわり
モデルとなったアナがどんな人なのか興味がある方はぜひ「ファッションが教えてくれること」をご覧になってみてください。
アナ・ウインターが主演のドキュメンタリー映画で、彼女のファッションに対する思いが描かれています。
プライベートまで映画で描かれている”編集長”とはまた違った一面を垣間見ることができるでしょう。
こだわりのセット
前述のドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれること」には、アナが普段仕事をしているオフィスが出てきます。
実は、そのオフィスは「プラダを着た悪魔」の中のミランダ編集長のオフィスそのものなのです。
というよりは、アナのオフィスをそっくり忠実に映画で再現したと言ったほうが正しいかもしれません。
ミランダのモデルがアナだと言われる所以はここにもありそうですね。
落ちこんだ時に観たい映画ナンバー1
仕事も恋愛も全力で頑張るって、実は大変なことですよね。
しかもどちらも何となく上手くいかないということが同時に起こることだって日常茶飯事です。
そんな時は八方塞がりな気分になったりもするもの。でも、そんな時にこそ観てほしいのがこの「プラダを着た悪魔」です。
不思議なことにファッションを楽しめている時は仕事も楽しめていたりするもの。
女性にとってファッションと仕事&恋は、相関関係にあるのかもしれません。