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世界中で大人気のハリーポッターシリーズ。2001年に「ハリーポッターと賢者の石」が公開されてからシリーズ累計の興行成績は世界歴代3位の77億ドル(約8259億円)を記録。
世界で最も愛されているSF魔法ファンタジー物語です。
今回はヴォルデモートの正体が明らかになった作品として人気の高い【ハリーポッターと秘密の部屋】に注目してみました。
本記事では「秘密の部屋」の存在について深く掘り下げ、なぜハリー・ポッターが本作で蛇語を話せているのかについても、納得の事実を解説します。
ハリーポッターシリーズの第2作目
世界で5億冊売れた児童文学が原作
ハリー・ポッターは小説がもとになっている映画作品としてあまりにも有名です。
作家J・K・ローリングによる児童文学で、1997年に「ハリーポッターと賢者の石」が出版されてから、全7シリーズが73の言語に翻訳されました。
累計発行部数は全世界で5億を突破(2018年12月1日の時点)し、歴史上最も愛された児童文学のひとつとして、子どもから大人まで多くの人に読み継がれています。
そんな人気のハリー・ポッターシリーズの中でも【ハリー・ポッターと秘密の部屋】は、様々な秘密が明かされた作品でもあります。
「ハリーポッターと賢者の石」も観よう
【ハリー・ポッターと秘密の部屋】は、初期作「ハリーポッターと賢者の石」の続編です。
シリーズ物なのでこの作品だけ観ると前作との関係性が分からず面白さが半減してしまうかもしれません。
【ハリー・ポッターと秘密の部屋】に出てくるキャラクターの多くは前作でも出てきます。
そのため、できれば「ハリーポッターと賢者の石」を観てから、鑑賞するのがベストです。
「秘密の部屋」の謎
ハロウィンの日を境に、マルグ出身の生徒たちが次々と石になるという謎の事件が発生します。
以前からホグワーツ魔法学校に伝説として語り継がれていた「秘密の部屋」の存在があり、その扉が開かれたと噂になるのです。
そしてこの「秘密の部屋」はスリザリンによって強烈な魔法の存在があるとされていました。
引用:ハリーポッターと秘密の部屋/配給会社: ワーナー・ブラザース
それがハジリスクです。ハジリスクについては後述します。
“純血”にこだわり続けたスリザリンが「秘密の部屋」を作り、バジリスクを住まわせていた目的はマグルの撲滅でした。
そしてその思いは1000年の時を得てヴォルデモートに受け継がれることになります。
かつてホグワーツ魔法学校を追い出された積年の恨みによって、スリザリンは「秘密の部屋」を作ったのです。
パーセルマウスだからこそ自在に操ることができるバジリスクをを使い、復讐の機会を狙っていたのではないでしょうか。
自分でその復讐が果たせなかったとしても、自分の子孫たちがいつか「秘密の部屋」の存在に気づいてくれるという思惑があたのかもしれません。
なぜハリー・ポッターは蛇語を話せたのか?
「秘密の部屋」は誰かの手によってその扉が開かれたわけですが、当初ハリー・ポッターが疑われていました。
なぜなら、決闘クラブでの戦いの際にハリー・ポッターが蛇語を話せることが判明したからです。
しかし、これには後の物語に繋がる重要な伏線が隠されていました。