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【ダンスウィズミー】静香に催眠術がかかった理由を徹底考察!真理の指輪の真相は?催眠術をきっかけに見つけた本来の自分とは

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07YTZJN1P/?tag=cinema-notes-22

映画『ダンスウィズミー』は2019年に公開された日本のミュージカル映画です。

監督は矢口史靖、キャストは主演の三吉彩花ややしろ優など一風変わった個性派が揃っています。

特に往年の名曲「狙いうち」のミュージカルシーンは予告編でも挙がる位見応え抜群です。

ダンスや音楽のレベルも軒並み高く、その完成度の高さから以下を受賞しました。

トロント日本映画祭 特別監督賞・観客賞
第23回ファンタジア国際映画祭 観客賞

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダンスウィズミー

ミュージカル嫌いだった筈のOL・静香がインチキ催眠術師の催眠術にかかる所から物語は始まります。

本稿では静香に催眠術がかかった理由をじっくり考察していきましょう。

また真理の指輪の真相や催眠術をきっかけに見つけた本来の自分についても併せて掘り下げます。

女優・三吉彩花

三吉彩花フォトブック みよしーくれっと

本作最大の特徴は何といっても女優・三吉彩花の華に尽きるのではないでしょうか。

元アイドルで特技がダンスという持ち味・魅力を最大限に活かしています。

しかし、決してセンスや才能だけではなく極限まで自身を追い込んだ努力の跡がありました。

オーディションを通過した後3か月間歌と踊りを徹底的にやりこみ役を見事にものにしたのです。

その成果が本作の全てのダンスシーンを吹き替えなしで行うという形で結実しています。

またそのダンスがYouTubeにも上がるなど映画を離れた所でも話題となった程です。

女優としての地位を確立した三吉彩花が更なる躍進を遂げた一作であることに間違いはないでしょう。

静香に催眠術がかかった理由

催眠術の教科書 (知恵の森文庫)

本作は鈴木静香の物語なのですが、彼女がマーチン上田の催眠術にかかる所から始まります。

そして何故か結末までこのインチキ催眠術から抜け出すことが出来ないのです。

ここではその理由について様々な角度から掘り下げていきましょう。

顕在意識と潜在意識

間脳発想革命 潜在意識と顕在意識のハーモニー

まず催眠術を読み解く上での大事なキーワードは顕在意識と潜在意識です。

催眠術とはただ術を施すだけで簡単にかかるようなものではありません。

顕在意識の更に奥の部分にある潜在意識に働きかけることで初めて有効に機能します。

そしてこの潜在意識の働きかけこそが実は最も鍵を握る部分なのです。

人は顕在意識が5%・潜在意識が95%であり、潜在意識で物事の9割を決断しています。

この部分が読み解けると後の解釈が楽になります。

静香の顕在意識と潜在意識

この観点で見ていくと、静香は分かりやすく顕在意識と潜在意識が一致しません。

普段のOLとして真面目ぶっている彼女は5%の顕在意識でそうあろうとしているのです。

しかし、実はその奥にある95%の潜在意識は楽しいことやお祭りを望んでいます。

だからインチキ催眠術であったとしても簡単にかかってしまうのです。

逆にいうと、催眠術にかかるまでの静香は潜在意識を顕在意識で無理に押さえ込んでいました。

その抑圧から来る反動が催眠術という形で出たのではないでしょうか。

トラウマは舞台での大失敗

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

静香が顕在意識で自分を押さえ込むようになった原因は小学校の時に演じた舞台でした。

クラスの投票でヒロインになったのに舞台で失敗してしまったことがトラウマとなったのです。

ここで静香は本来の明るい自分からかけ離れた真面目で大人しい自分になったのでしょう。