ドンキーコング世界王者には、パターンなんて必要ないという自信を送ったヴァイオレットもその一人。
多くの協力者なしに、地球が救われることはありませんでした。
演説台に上がった5人のヒーロー
ホワイトハウスで大統領ウィルが、エイリアンと和平協定を結んだことをメディアに公表します。
その際、チームのユニフォームを着て演説台に上がっているのは5人です。
- ウィル
- ヴァイオレット
- エディ
- ラドロー
- サム
ウィルに関しても、大統領権限を使ってさまざまなチームのサポートを行いました。また、ドンキーコング戦にも参加しています。
エディも市街戦で活躍しました。
彼らはアメリカの…世界のヒーローだ。
引用:ピクセル/配給会社:コロンビア映画
ウィルのこの演説からも、5人がヒーローであることは間違いありません。
Qバートの特徴
レディ・リサとラドローは結婚し、5人のQバードが生まれていました。
なぜQバードが生まれているのかは、レディ・リサの前身の特徴から判断できます。
戦利品のみが生き残る
市街戦でラドローが遭遇したレディ・リサは、結局エイリアンの敗北とともに消えてしまいました。
一方エイリアンから贈られた、Qバードは生き残っています。
勝利の記念品だから、手元に残るの勝利の記念品だから、手元に残るの。
引用:ピクセル/配給会社:コロンビア映画
ヴァイオレットはこう説明します。このQバードが、変化しレディ・リサになるのです。
ということは、レディ・リサの形をした「元Qバード」ということ。形は変わっても、その大元は変わらないのです。
だから、ラドローが結婚したのは「Qバードのデータまたは遺伝子が残るレディ・リサ」と考えられます。
人の気持ちを察するQバード
Qバードは、人の気持ちを察する力があります。
それは、パックマン戦の勝利に際して、サムがヴァイオレットをパーティーに誘うかどうかのシーンで見られました。
Qバードはその際サムの気持ちを言い当てます。
さらには、パーティー会場においてもマティを連れ出し、サムとヴァイオレットを二人きりにしました。
その能力があるQバードなので、ラストでレディ・リサに変身するときも、ラドローの気持ちを読み取ったのでしょう。
ただし、その子どもはまだ気持ちを読み取れるほど大きくはありませんでした。
もしかすると、Qバードの子どもが大きくなると、人間らしい姿に変身するかもしれません。
パックマン・ドンキーコング・Qバード…
さまざまなゲームキャラクターが登場した『ピクセル』。
パックマンを開発した岩谷徹、世界王者ビリー・ミッチェルなど、ゲームキャラクターに関する実在の内容も多く登場します。
映画作品だけでなく実際のゲームや登場キャラクター、開発者本人などを詳しく調べると、より考察ポイントが生まれるかもしれません。
さまざまなキャラクターが登場しているだけに、もっと深い映画内容である可能性はあります。
映画で昔のゲームを知り、あえてそのゲームをプレイすることで、よりゲームの面白さが分かるかもしれません。