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2008年公開の『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』は、大人気ハムナプトラシリーズの3作目です。
本作はエジプトから中国へ舞台を移した人気作となりました。
またエブリン役が交代したことでも大きな話題となりましたが、交代の理由は何だったのでしょう。
さらにジェット・リー演じる皇帝の秘宝とは一体何を指しているのでしょう。
人気シリーズの3作目をじっくりと紐解いていきます、物語の結末の意味も徹底考察していきましょう。
「皇帝の秘宝」は邦題
ハムナプトラは邦題で、死者の都の名前からタイトルに使用されています。
原題は「The Mummy」で、ミイラそのものがタイトルなのです。
更にシリーズ3作目となる本作の原題は「The Mummy:Tomb of the Dragon Emperor」龍皇帝のお墓というタイトルです。
映画を観ると皇帝がいきなりドラゴンに変身しますが、原題を知っているとドラゴンへの変身の流れがスムーズですね。
呪われた皇帝の秘宝というのは邦題だけのネーミングですが、原題よりも意味深で考えさせられるセンスのいいタイトルになっています。
しかし、わかりそうでわからないのが秘宝の正体です。
皇帝の秘宝とは一体何なのでしょう。
皇帝の秘宝とは
タイトルになっている「皇帝の秘宝」とは一体何を指しているのでしょう。
原題にはない秘宝を探してみましょう。
シャングリラの眼
まず秘宝としてすぐ浮かぶのは、劇中でキーアイテムになっているシャングリラの眼ではないでしょうか。
シャングリラの眼は持っているものを不死の泉へと導いてくれるブルーダイヤのお宝です。
確かに不老不死を願う皇帝にとって、なくてはならないアイテムといえます。
邦題の「皇帝の秘宝」もシャングリラの眼を指している可能性が高いでしょう。
しかしどちらかというと、シャングリラの眼は博物館館長のウィルソンやヤン将軍にとっての秘宝という感じが否めません。
彼らが皇帝を復活させるために必要だったアイテムだからです。