ハーフモデルで、現在女子高生としてモデルやタレントで大活躍中の藤川らるむさん。
身長は168センチと高身長、高校生とは思えない大人びた顔立ち、スラリと伸びた脚は”最高の美脚”と称されています。
そんな藤川さんは弱冠16歳にして映画の視聴本数が年間で約250本になるほど映画が好きだとのこと。
移動中などのちょっとした空き時間にも映画を視聴するほど映画漬けの日々を送っているそうです。
今回シネマノーツでは映画好きの藤川さんへインタビューを行うことができました。
藤川さんのおすすめの映画から、絶対に見逃せないお気に入りのシーンまで余すところなく映画の魅力について語って頂きましたのでご覧ください!
Q.藤川さんは年間で約250本の映画をご覧になったと伺いました。映画にのめり込むきっかけになった作品について教えてください。
中学生になって部活に入らなかったので、家にいる時間が長かったんです。
その頃ちょうどAmazonプライムに登録して、なんとなく映画を観てみたのがきっかけで、そこから一気にハマりました。
映画の面白さ・素晴らしさを最初に教えてくれた映画は「セブンティーン・アゲイン」(2009)でした。今でも大好きな洋画です。
主人公はマイク(ザック・エフロン)という高校生で、バスケでプロの道が約束されているスター選手でした。
だけど恋人の妊娠が発覚したことでその道を捨ててしまったんです。
でも人生うまくはいかなくて「過去に戻りたい」と思ったら望み通りタイムスリップしてしまうんです。
でも、よくあるタイムスリップものとは違って、周りは現代なのに自分だけが過去の姿に戻るっていう設定なんですね。
30歳の男性が17歳の姿に戻ってしまう。
当時中学2年生だった私にとってはすごく難しい設定だったんですが、その分先が読めない展開が本当に面白かったです。
Q.14歳で映画に目覚めて現在までの約2年間で、どのようにして年間250本という鑑賞数を積み重ねてきたのでしょうか?
とにかく、ずっと観ているんですよね。時間があれば映画を観て、移動中にも観たいので携帯にダウンロードして、もちろん映画館にも行きます。
古い映画も結構観るんですが「これは映画館で観たかった!」って思う作品がいくつもあるんです。
例えば「ニュー・シネマ・パラダイス」(1988)は映画館で観たかったですね。
作品自体も素晴らしいですし、音楽も素敵です!
私が生まれる前に公開された映画もよく観ますね。例えば「レオン」(1994)だったり「スタンド・バイ・ミー」(1986)とか。
「バックドラフト」(1991)とか、名作映画・有名映画はよく観ますし、大好きです。
映画って、自分が好きなものしか選ばないじゃないですか。
でも興味がないジャンルの映画をあえて観てみると、すごく面白いってことに気付きました。
「ああ、こういう考え方もあるんだ」って新しい発見があるんです。
古い映画の情報はAmazonプライムやNetflix、Huluから仕入れています。動画サービス、ほとんど全部入っていますね。
サービスによって扱っている映画とそうじゃない映画があるんですが、とにかく全部契約すれば大丈夫です!
こうしたサービスでパパっとタイトルを見て「あ、観よう」みたいな感じで映画を選んで、気付けば250本になっていましたね。
Q.藤川さんの好きな映画ベスト3と、おすすめポイントを教えてください。
それは難しいですね…。うーん。順位は付けられませんが「ヘアスプレー」「ニュー・シネマ・パラダイス」「プラダを着た悪魔」が好きです。
「ヘアスプレー」(2007)
ヘアスプレーは絶対観てください!大好きなミュージカル映画です。
重くなりがちな「人種差別」をとてもポップで明るくさり気なく扱っていて、それなのに深く刺さるし、泣けます。
ぽっちゃり体型の黒人の女の子・トレイシー(ニッキー・ブロンスキー)が、とあるテレビ番組の司会者に気に入られて番組出演を果たすんです。
だけど、その番組に黒人が出演できるのは月に1回の「ブラック・デー」だけでした。
だったら毎日「ブラック・デー」にしよう、っていう動きになったんですがプロデューサーは逆に「ブラック・デー」を廃止してしまったんです。
これに抗議するためにデモを起こすんですが、そこには黒人だけじゃなく白人の姿もあって。
人種なんて関係なく自分のことかのように親身になってくれるんです。こういう所が好きですね。
それと、トレイシーのご両親!お母さんは自分の体型がかなりコンプレックスなんですが、お父さんはそれすらも愛しているんです。
お父さんの偉大な愛を感じる映画です。
最初に観たときは、ちょっと難しくてよく分からないなって思ったんです。